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常勤と非常勤のそれぞれの魅力

看護師の勤務形態は、常勤と非常勤という言葉で表現することも少なくありません。常勤はフルタイムで働くことを意味しており、正社員や正職員と呼ぶケースも多いです。一方、非常勤は時給で働くパートやアルバイトと同等の意味を持ちます。看護師の人材が不足している医療業界においては、非常勤の看護師も貴重な戦力になっているのが現状です。
常勤は忙しいイメージがありますが、その分魅力も大きくなっています。第一の魅力は、何といっても収入の高さでしょう。非常勤の場合は一般的な職業と比べれば時給が高い傾向にありますが、ボーナスがありません。また、時給1500円の非常勤看護師が1日8時間、月に20日程勤務した場合、単純計算で月給は24万円です。この金額は、一見常勤と変わらないように思えますが、非常勤は働き方によって社会保険に加入できない場合があり、自分で健康保険や年金、住民税などを支払う必要があります。常勤は職場が社会保険の手続きを全て行ってくれるため、税金などの支出の心配がいりません。実際に常勤と非常勤の両方で働いた経験がある人なら分かるでしょうが、これは常勤の仕事をするうえで本当に大きなメリットです。
しかし、非常勤の場合は、常勤と比べて休みが取りやすいというメリットがあります。そもそも非常勤は自分で勤務時間や勤務日数を決められることも多く、決められた日だけ勤務すればいいのです。収入や待遇面では常勤に劣りますが、プライベートな時間を有効に使いたい看護師にとって、魅力的な働き方となります。